34 歳の女性。下顎右側第一大臼歯部の痛みを主訴として来院した。1年前にクラウンが装着された直後から同部の痛みが発現し、鈍痛が持続しているという。クラウンは除去され、テンポラリークラウン装着後、調整が続けられたが、症状に変化はなかったという。当該歯に打診痛はなく、浸潤麻酔による歯痛の軽減は認めない。右側咬筋部の触診によって歯痛が再現される。4mm 以上の歯周ポケットは認められない。初診時に咬合状態を検査した口腔内写真とエックス線画像を別に示す。

最も疑われるのはどれか。1つ選べ。

a. 歯根破折

b. 咬合性外傷

c. 非歯原性歯痛

d. 慢性辺縁性歯周炎

e. 慢性根尖性歯周炎

解答を見る