72 歳の女性。下顎前歯部の裏側に義歯が当たって痛いことを主訴として来院した。6年前に義歯を製作したが、徐々に下顎前歯部舌側の圧迫感が強くなってきたという。残存歯に対する歯周治療後、新義歯を製作することとした。初診時の義歯装着時と義歯撤去時の口腔内写真を別に示す。

主訴の改善のため設計時に考慮すべきなのはどれか。2つ選べ。

a. 辺縁歯肉の開放

b. 歯根膜支持の強化

c. 着脱方向の後方傾斜

d. バークラスプの適用

e. 弾性係数が小さい金属の使用

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