35歳の男性。日中の眠気とだるさとを主訴に来院した。1年前から仕事が忙しくなり、午後11時近くまで仕事をするようになった。睡眠による休息感が得られない状態が続き、2か月前から起床時に口渇や頭痛を感じることが多く、日中の眠気とだるさを感じるようになった。仕事が忙しくなってから、帰宅後に夜食を食べることが多くなり、体重は6か月で8kg増加した。午前1時までには就床し、午前8時に起床する。家族からは大きないびきと無呼吸とを指摘されている。

身長170cm、体重82kg。脈拍72/分、整。血圧146/86mmHg。

患者への説明として適切なのはどれか。

a. 「早寝早起きに生活を変えましょう」

b. 「減量のため栄養指導を受けましょう」

c. 「就寝前に水をコップ2杯飲みましょう」

d. 「睡眠薬で深く眠れるようにしましょう」

e. 「ストレスを和らげるために抗不安薬を服用しましょう」

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)