20歳の男性。持続する前胸部痛を主訴に来院した。2か月前から前胸部痛があった。自宅近くの診療所を受診したところ、胸部異常陰影を指摘されたため紹介されて受診した。

身長175cm、体重62kg。体温36.3℃。脈拍60/分、整。血圧106/78mmHg。呼吸数14/分。心音と呼吸音とに異常を認めない。12誘導心電図に異常を認めない。胸部エックス線写真と胸部造影CTとを別に示す。

血液検査で有用性が低いのはどれか。

a. hCG

b. AFP

c. 可溶性IL-2受容体

d. 抗アセチルコリン受容体抗体

e. アンジオテンシン変換酵素(ACE)

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)