74歳の女性。下痢と口渇とを主訴に来院した。昨夜から水様便が5回あった。同居している夫も2日前から下痢をしているという。食欲が低下し水分も十分とれないため入院治療を開始した。口腔内は乾燥し、心窩部と左下腹部とに軽い圧痛を認める。

入院診療録の問題指向型医療記録(POMR)においてassessment(評価)の記載に該当するのはどれか。

a. 「整腸薬を処方する」

b. 「腹部に圧痛を認める」

c. 「昨夜から下痢をしている」

d. 「細胞外液の点滴静注を行う」

e. 「ウイルス性の急性腸炎が疑われる」

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)