決められた10枚の図版を順番に提示して施行する心理・精神機能検査はどれか。
自記式の心理学的検査はどれか。
心理・精神機能検査のうち、直接患者に行わないのはどれか。
ある検査の質問内容を以下に示す。1) お歳はいくつですか。2)今日は何年の何月何日ですか。3) 私たちがいまいるところはどこですか。4) これから言う3つの言葉を言ってみてください。あとでまた聞きますのでよく覚えておいてください。 5)100 から7を順番に引いてください。6) 私がこれから言う数字を逆から言ってください。7)先ほど覚えてもらった言葉をもう一度言ってみてください。
統合失調症を主な対象として、精神症状の包括的な評価尺度として使用されるのはどれか。
ある心理テストで用いられる図版の一部を別に示す。この心理テストについて正しいのはどれか。
64歳の女性。1年前から徐々に物忘れがひどくなってきていることを心配した家族に伴われて来院した。最近は財布をしまったことや食事をしたことを思い出せないこともあるという。この患者の診断に有用な検査はどれか。
78歳の男性。倦怠感と口渇を訴え、通院中の病院を受診した。現病歴:68 歳時に人間ドックで高血糖を指摘されて治療を開始した。3か月ごとに定期受診しており毎朝1錠の内服薬で、これまで HbA1c は6%台であった。1か月前から倦怠感とのどの渇きが出現した。
40歳の男性。仕事がうまくできなくなったことを主訴に妻とともに来院した。1年前、夜間にロードバイクで走行中に転倒し、電柱で頭部を強打して救急搬送されて入院した。そのときの意識レベルはJCSⅢ-100。左鎖骨骨折がみられ、頭部CTで両側前頭葉の挫傷と脳梁、基底核の点状出血とを認めた。翌日夕方には会話が可能な状態にまで回復したが、その後約1週間の健忘を残した。
76歳の女性。物忘れが多くなり、何度も同じことを尋ねるようになったことを心配した家族に付き添われて来院した。約1年前から軽度の意欲低下がみられていたが、ここ3か月間は食事を作るものの同じ献立を何日も連続して作るようになってきたという。