72歳の女性。右眼痛を主訴に来院した。昨夜、右眼の痛みとともに頭痛と悪心が出現し、次第に増悪している。右眼に高度の毛様充血、角膜浮腫があり、瞳孔が散大、中等度の白内障を認める。診断に有用な検査はどれか。
58歳の男性。左眼の視野狭窄を主訴に来院した。喘息と閉塞性動脈硬化症に対し内服治療中である。視力は右0.1(1.2×-3.5D)、左0.1(0.9×-4.5D)。眼圧は右24mmHg、左29mmHg。角膜は両眼とも清明で平滑である。前房は深く、清明である。両眼の眼底写真と視野検査の結果とを別に示す。 治療として適切な点眼薬はどれか。
65歳の男性。3日前からの眼痛を主訴に来院した。20歳ころに右眼を強く打撲したが、その後問題なく生活していた。半年前から右眼の視力低下を自覚し、1か月前からほとんど見えなくなったが、仕事の都合で医療機関を受診できなかった。全身所見に異常を認めない。視力は右眼前手動弁、左1.0。眼圧は右53mmHg、左 15mmHg。右眼の眼底は透見不能である。
55 歳の女性。人間ドックで異常を指摘されたため来院した。以前からしばしば悪心を伴う頭痛があり、右眼の霧視を自覚していたが特に気にしていなかった。人間ドックの眼底検査で右眼底に視神経乳頭陥凹の拡大を指摘され受診した。まず行うべき検査はどれか。
68歳の女性。5か月前からしばしば眼痛、虹視および軽度の頭痛を自覚しており、精査を希望して来院した。視力は右 0.3 (1.0× +2.5 D)、左 0.2(1.0× +3.0 D)。眼圧は右 19 mmHg、左 24 mmHg。左眼の細隙灯顕微鏡写真を別に示す。適切な対応はどれか。
68歳の男性。左眼の視力低下を主訴に来院した。視力は右矯正0.8、左矯正0.1で、眼圧は右15mmHg、左35mmHg。左眼の写真を別に示す。考えられる疾患はどれか。2つ選べ