79歳の男性。右下顎の激痛と下唇の知覚鈍麻を主訴として来院した。3か月前 から同部の疼痛を自覚していたが最近さらに増強してきたという。3年前に前立腺癌で加療を受けている。顎骨からの生検標本で前立腺癌の病理組織所見が得られた。 初診時の口腔内写真、CT、FDG-PET/CT及び骨シンチグラムを別に示す。

QOLを考慮した緩和治療はどれか。1つ選べ。

a. 抜歯

b. 抗菌薬の投与

c. 下顎区域切除術

d. 麻薬性鎮痛薬の投与

e. 60Gyの放射線外照射

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