疾患と標準治療の組合せで誤っているのはどれか。
我が国における食物依存性運動誘発アナフィラキシーの原因として頻度が高いのはどれか。
73歳の女性。ハチに顔面を刺され、意識がもうろうとなっているところを家族に発見され、救急車で搬入された。過去に一度ハチに刺されたことがある。JCSⅡ-10。体温 36.2 ℃。心拍数 84/分、整。血圧 80/50 mmHg。呼吸数 20/分。SpO2 99 % (マスク 4L/分酸素投与下)。全身に膨疹を認める。両側胸部で wheezes を聴取する。直ちに行う治療はどれか。
アナフィラキシーにおけるアドレナリン投与について適切なのはどれか。
アナフィラキシーの患者に対する病歴聴取で最も必要性が低いのはどれか。
7歳の女児。友人の家でエビを摂取した後に急に嘔吐し、意識がもうろうとなったため救急車で搬入された。過去にカニを食べて蕁麻疹が出たことがあった。
11歳の男児。運動後の呼吸困難を主訴に救急車で搬入された。給食後、午後1時間目の体育で持久走中に症状が出現してきた。給食の主なメニューは、パン、エビグラタン、オニオンサラダ、キウイフルーツだった。気管支喘息の既往はあるが、現在常用薬はなく、最近1年間、発作はなかったという。
13 歳の男子。運動後の呼吸困難を主訴に救急車で搬入された。昨日、給食でうどんを食べた後、午後 1 限目の体育で持久走をしたところ、全身の蕁麻疹、気分不快、咳嗽、喘鳴および呼吸困難が出現したため救急搬送され治療を受けた。1 週間前にも同様のエピソードがあったが食事制限は行われていなかった。
36歳の男性について救急車から現場対応の指示を求められた。7月の暑い日の午後1時頃、昼食後に屋外清掃作業に従事していたところ、突然呼吸困難を訴えたため同僚が救急車を要請した。
63歳の男性。上行結腸癌の経過観察と腹部造影CT検査のため来院した。現病歴:1年前に上行結腸癌に対して右半結腸切除術を受けている。術後の経過観察のため来院し、外来診察、採血検査および腹部造影CT検査を受けた。