77歳の男性。両下肢足底の紫色変化を伴う疼痛を主訴に来院した。3週前に急性冠症候群のため緊急入院し、同日に経皮的冠動脈形成術を受けていた。1週前から疼痛を伴う皮膚変化が出現したため受診した。3週前の血清クレアチニン値は1.2mg/dLであった。喫煙歴は30本/日を50年間。
77歳の男性。食欲不振と腎機能低下のため紹介されて来院した。2週間前から食欲不振が持続している。1か月前の血清クレアチニン値は 1.7 mg/dL であったが、3.0 mg/dL へ上昇したため紹介されて受診した。15 年前から高血圧症、脂質異常症および高尿酸血症のため内服治療中である。10 年前、3年前および1か月前にそれぞれ冠動脈にステント留置術が行われた。