慢性化膿性中耳炎の手術を目的に来院した患者の右耳の鼓膜写真を別に示す。視認されないのはどれか。
右鼓膜写真と疾患の組合せで正しいのはどれか。
小児急性中耳炎の難治化に関連しないのはどれか。
66歳の女性。左耳閉感を主訴に来院した。2週間前から左耳閉感を自覚するようになったため受診した。耳痛やめまいはない。鼻腔内および口腔内に異常を認めない。左上頸部に硬い腫瘤を複数触知する。左耳の鼓膜写真を別に示す。病変の有無を確認すべき部位はどれか。
57歳の女性。半年前から続く左難聴と左耳閉感とを主訴に来院した。発症初期に38 ℃前後の発熱が続き3kgの体重減少があった。1か月前に自宅近くの診療所で抗菌薬投与と左鼓膜穿刺とを施行されるも症状は変わらなかった。拍動性の耳鳴はない。
36 歳の女性。左耳の聞こえにくさを主訴に来院した。数年前から左耳漏を繰り返していた。最近、聴力が低下してきたため受診した。左鼓膜所見と側頭骨単純 CT の冠状断像を別に示す。治療として適切なのはどれか。
2歳の男児。テレビの音が以前より大きいことを心配した母親に伴われて来院した。1週間前に両側の耳痛と鼻汁があり、2日でおさまった。それ以降、呼びかけに応答しないことがしばしばあった。
53歳の女性。右側頭部痛とふらつきを主訴に来院した。3か月前に右側頭部痛が出現し、歩行時と体動時に体が揺れる感覚を自覚するようになった。1週間前から右耳にセミの鳴くような耳鳴りも出現した。自宅近くの診療所で投薬治療を受けたが改善しないため受診した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。
5歳の女児。発熱と両耳痛とを主訴に来院した。3日前に鼻汁と咳が出現したが、そのままにしていた。昨日から発熱と両耳痛が出現し、母親の呼びかけに対する反応が悪くなった。機嫌も悪く、食欲も低下している。