誤嚥を疑う嚥下内視鏡検査の所見はどれか。
内視鏡による止血が困難であった十二指腸潰瘍出血に対するインターベンショナルラジオロジーで使用するのはどれか。
72歳の女性。2か月前から便に血液が付着し、便秘傾向になったため来院した。腹部は平坦、軟で、腫瘤を触知しない。下部消化管内視鏡像及びCTコロノグラムを別に示す。胸腹部造影 CT で他臓器やリンパ節への転移を認めない。術式として適切なのはどれか。
60歳の女性。血便と腹痛とを主訴に来院した。以前から便秘がちで、最後の排便が5日前であった。2日前から腹痛を伴うようになり、新鮮血の排泄が数回あったために受診した。脂質異常症と糖尿病とで治療中である。体温 36.7 ℃。脈拍 92/分、整。血圧 126/84 mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。腹部は平坦、軟で、 肝・脾を触知しない。下腹部に圧痛を認める。血液所見:赤血球 430 万、Hb…
69 歳の女性。血便を主訴に来院した。既往歴に特記すべきことはない。下部消化管内視鏡検査で肛門から 20 cm 口側に病変を認める。下部消化管内視鏡像を別に示す。根治手術の際に根部で結紮切離するのはどれか。
上部消化管の内視鏡像を別に示す。 経口による内視鏡治療の適応となるのはどれか。2つ選べ
67歳の男性。嚥下困難と体重減少を主訴に来院した。1か月前から嚥下困難を自覚していた。自宅近くの医療機関で行った上部消化管内視鏡検査で異常を指摘されたため受診した。体重は1か月で 3kg 減少している。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は 20 本/日を 40 年間。飲酒は焼酎 2合/日を 42 年間。身長 171 cm、体重 67 kg。脈拍 68/分、整。血圧 124/62…
81歳の男性。嚥下困難を主訴に来院した。1か月前から嚥下困難を自覚しており、2週間前から食事摂取が困難となったため受診した。前立腺癌でホルモン療法を受けている。身長 160 cm、体重 56 kg。体温 36.1 ℃。脈拍 72/分、整。血圧 136/88 mmHg。呼吸数…
65歳の男性。徐々に増大する左頸部の腫瘤と嚥下障害を主訴に来院した。左頸部に径 2.5 cm の弾性硬のリンパ節を1個触知する。圧痛を認めない。同部位の刺吸引細胞診で扁平上皮癌と診断された。喫煙は 20 本/日を30年間。飲酒は日本酒4合/日を 45 年間。内視鏡像を別に示す。
42歳の女性。臭いがわかりにくいことを主訴に来院した。半年前から臭いがわかりにくくなり、また両側の鼻閉も出現してきたため受診した。左鼻腔内視鏡写真と副鼻腔CTとを別に示す。この患者で注意すべき合併症はどれか。
62歳の女性。腹痛と血便とを主訴に来院した。糖尿病と高血圧症とで自宅近くの診療所を定期受診していた。今朝から突然の左下腹部痛があり、その後、鮮血便を認めるようになったため救急外来を受診した。身長150cm、体重48kg。体温37.2 ℃。脈拍84/分、整。血圧132/88mmHg。呼吸数20/分。腹部は平坦、軟で、左下腹部に圧痛を認める。血液所見:赤血球384万、Hb 12.2g/dL、Ht…
70歳の男性。嚥下困難を主訴に来院した。2か月前から食物の飲み込みにくさを自覚するようになった。徐々に食事摂取が困難となり、体重は1か月で4kg減少した。身長170cm、体重59kg。体温36.5℃。脈拍76/分、整。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球334万、Hb 10.8g/dL、Ht…
48 歳の女性。胃がん検診の上部消化管造影検査で胃に異常が認められたため来院した。自覚症状はなく、内服薬の服用はない。来院後に施行した上部消化管内視鏡像を別に示す。適切な対応はどれか。
74歳の男性。心窩部痛を主訴に来院した。1週前から軽度の心窩部痛があり、症状が増悪するため受診した。上部消化管内視鏡像を別に示す。病変の部位はどれか。
63 歳の男性。吐血のため救急車で搬入された。現病歴:2年前から食後に心窩部痛を感じていたが、多忙であったために医療機関を受診していなかった。最近になって、常に心窩部不快感があり食欲低下と全身倦怠感とを感じるようになった。2日前に便が黒いことに気付いたが、今朝、排便後に真っ赤な血を大量に吐いたため救急車を要請した。
35歳の男性。アジ、イカなどの刺身を食べた後に出現した上腹部痛を主訴に来院した。生来健康である。意識は清明。身長 170 cm、体重 66 kg。体温 36.1 ℃。 脈拍 64/分、整。血圧 118/78 mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。…
40歳の女性。人間ドックの上部消化管造影検査で胃に異常を指摘されたため来院した。上部消化管内視鏡像を示す。対応として適切なのはどれか。
62 歳の男性。吐血のため救急車で搬入された。今朝、突然の吐血があり、家族が救急車を要請した。意識レベルは JCSⅠ-2。体温 36.5 ℃。心拍数 98/分、整。血圧 110/78 mmHg。呼吸数 20/分。SpO₂ 96 %(鼻カニューラ3L/分酸素投与下)。眼瞼結膜は軽度貧血様で眼球結膜に黄染を認める。腹部は膨満し波動を認める。下腿に浮腫を認める。直腸診で黒色便の付着を認める。
78歳の男性。胃病変の精査と治療とを希望して来院した。 現病歴:2年前から心窩部痛を自覚していた。自宅近くの診療所で上部消化管造影検査を受け、異常を指摘されたため紹介されて受診した。上部消化管内視鏡検査で同様に異常所見を認め、4か所の生検のうち1か所は組織診断分類Group5で、手術適応と考えられた。 既往歴:10年前から高血圧症で治療中。…
72歳の女性。嚥下困難を主訴に来院した。2か月前から固形物が飲み込みにくいことを自覚し徐々に増悪するため受診した。体温36.4℃。脈拍60/分、整。血圧132/72 mmHg。表在リンパ節を触知しない。腹部は平坦、軟。食道の内視鏡写真を別に示す。考えられる疾患はどれか。
47歳の女性。食欲不振を主訴に来院した。2か月前から立欲が低下し、体重が3kg減少したため受診した。意識は清明。身長 156cm、体重 46kg。体温36.0℃。脈拍 80/分。整。血圧128/72mmHg。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頚部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
76 歳の女性。胃癌の治療のため来院した。現病歴 : 健康診断の上部消化管内視鏡検査と生検で胃癌と診断されたため治療の目的で受診した。同健康診断で血中 Helicobacter pylori 抗体陽性を指摘された。既往歴 : 20 年前から高血圧症で自宅近くの診療所に通院中。生活歴 : 夫と長女の家族と暮らしている。喫煙歴と飲酒歴はない。家族歴:父親が心筋梗塞。母親が胃癌。
62歳の男性。腹部膨満感と褐色尿を主訴に来院した。1か月前から腹部膨満感と時々、尿の色が濃くなることを自覚していた。飲酒は機会飲酒で、薬剤の服用はない。身長 169 cm、体重 62 kg。体温 36.1 ℃。脈拍 68/分、整。血圧 134/86 mmHg。呼吸数 14/分。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白…