63歳の女性。腹部膨隆と尿失禁とを主訴に来院した。現病歴:2年前から腹部膨満感を認めるようになった。次第に腹部膨隆が目立つようになり、食欲はあるが食事をとるのがつらく、時々尿失禁を認めるようになったため受診した。
22歳の男性。健診で腎機能低下を指摘され心配になり来院した。母親と叔父が透析治療を受けている。
32 歳の女性。腹部膨満感を主訴に来院した。母親が慢性腎不全で血液透析を受けている。両側季肋部から両側側腹部に腫瘤を触知し、軽度の圧痛を認める。血圧 146/92 mmHg。尿所見:蛋白(+)、潜血(-)。血液生化学所見:尿素窒素 20 mg/dL、クレアチニン 1.2 mg/dL。左の側腹部の腹部超音波像と腹部 CT の冠状断像とを別に示す。次に行うべき検査はどれか。