許容濃度で正しいのはどれか。
第1次産業、第2次産業および第3次産業の就業者数の推移を示す。Aの産業で罹患率が増加しているのはどれか。
産業医について誤っているのはどれか。
労働形態と健康障害の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
産業医の職務として法令に規定されていないのはどれか。
産業保健における過重労働対策として適切でないのはどれか。
労働衛生管理のうち作業環境管理はどれか。2つ選べ。
23 歳の男性。睡眠障害と全身倦怠感とを主訴に産業医を訪れた。3か月前に就職し、1か月前から易疲労感を自覚するようになり、夜間十分に眠っても日中に強い眠気を感じるようになった。2週間前から食欲が低下し、やる気が起きないことが続き、仕事上の小さなミスも増えておりストレスが多いと感じている。産業医に自分の状況を相談した。相談を受けた産業医の対応として最も適切なのはどれか。
過重労働と気分の落ち込みとを訴える労働者が相談に訪れた。産業医の最初の対応で適切なのはどれか。
職場の自殺予防対策に関係しない職種・組織はどれか。
VDT作業が誘因となるのはどれか。
労働衛生管理の手法として生物学的モニタリングが用いられるのはどれか。
30歳の男性。「3か月くらい前から、仕事の能率が悪いのが気になる」と訴えて産業医面談を希望した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、約半年前から会議もオンラインで行う在宅勤務となった。妻と3歳の男児との3人暮らしだが、自宅周囲の騒音や男児の世話のためにイライラして仕事に集中できないという。
28歳の男性。本人から面談の申し出があり産業医を訪れた。職場でストレスチェックを行った際、高ストレス者として選定され、面談指導が勧奨されたという。3か月前に実施した定期健康診断では身長172cm、体重65kg。血圧136/88mmHg。血液検査および生化学検査に異常を認めなかった。
高齢労働者の作業安全を図る取り組みとして適切でないのはどれか。
35歳の女性。6か月前に右乳癌のため乳房部分切除を行った。現在は通院で抗癌化学療法を行っており病状は安定している。事務職として勤務していたが、手術後は休職している。本人から、現在復職に向けて職場に相談しており、病状や今後の治療について職場へ説明してほしいとの希望があった。患者の職場には嘱託の産業医がいる。適切な対応はどれか。
36 歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。夏季に作業のため穀物貯蔵タンク内に入ったところ、間もなく意識を消失して倒れた。作業前に普段と変わったところはなく、所持品に不審なものもなかった。救急隊接触時、全身にチアノーゼを認め、SpO2 88 % であった。
31歳の男性。頭重感、倦怠感および悪心を主訴に来院した。大企業の事務職をしている。半年前の職場の改修工事の際に刺激臭を感じ、その後、頭重感、倦怠感および悪心が出現するようになった。職場を離れると症状は消失し、休日は症状が出現しない。既往歴に特記すべきことはない。
35 歳の男性。よく眠れなくなったため、産業医に相談に来た。最近、職場で異動があり、ストレスを感じているという。産業医の役割として適切でないのはどれか。
48歳の男性。職場の健康診断で産業医との面談を勧められて訪れた。自覚症状はない。既往歴に特記すべきことはない。仕事はデスクワークで喫煙は 20 本/日を28 年間。飲酒は日本酒4合/日を 25 年間。運動不足で食事は塩辛いものを好む。
47歳の男性。定期健康診断で高血圧症を指摘され産業医面談に訪れた。話をよく聞くと、2週前に右片麻痺と言語障害が出現したが、1時間後にはすべての症状が消失した。その後は症状がないためそのままにしていたという。このことは家族、会社には話していない。路線バスの運転手で、時々長距離ツアーバスの運転をしている。残業は月10時間程度である。 最も適切な指示はどれか。
40歳の男性。職場の特殊健康診断で受診した。工場でシンナーを使用した吹付け塗装作業を担当している。自覚症状は特にない。AST 80U/L、ALT 60U/L。喫煙は20本/日を15年間。飲酒はビール500mL/日を20年間。工場内の局所排気装置は稼働している。作業着は半袖で、防毒マスク、軍手は常時着用している。特殊健康診断で測定した検体の代謝物濃度が高濃度であった。
38歳の男性。生来健康であったが、2週間前から黄疸と右季肋部痛が出現したため来院した。喫煙歴はなく、飲酒は機会飲酒。20歳から印刷工場で印刷作業に従事している。腹部超音波検査を施行したところ、肝門部に腫瘤が認められた。診断のために聴取すべきなのはどれか。