15 歳の女子。不登校を主訴に母親とともに来院した。小学校高学年の頃から男みたいだと友達からからかわれるようになった。中学校入学後も、このような状態は続き、不登校がちになった。受診時、質問には的確に回答し、思路に問題はみられない。感情表出は自然である。

学校に行かない理由を尋ねると「友達からいじめられるけど、あまり気にしてない。小学校は私服だからよかったけど、中学は制服で、スカートをはきたくない。生理も嫌だし、生理が始まったときは本当に辛かった。胸が膨らんでいるのを見られたくない。だから学校に行きたくない。こんなことを言っても分かってもらえないと思うので、誰にも言ってない」と述べる。

身体的発達に明らかな異常を認めない。神経学的所見を含め身体所見に異常を認めない。

最も考えられるのはどれか。

a. 性嗜好障害

b. 妄想性障害

c. 性同一性障害

d. 自我同一性障害

e. パーソナリティ障害

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)