風疹に対する免疫がない人の割合が最も高いのはどれか。
医療機関における廃棄物処理について誤っているのはどれか。
紫外線が原因となるのはどれか。
妊娠初期の経腟超音波像を別に示す。分娩予定日を決定するために有用な計測部位はどれか。
高齢者が自室内において心停止状態で発見された。外因死を最も強く示唆するのはどれか。
大気中のフロンの増加に関連すると考えられているのはどれか。
市町村保健センターの業務はどれか。
母体における欠乏によって胎児に二分脊椎が発生しうるビタミンはどれか。
心理・精神機能検査のうち、直接患者に行わないのはどれか。
中心静脈カテーテルに関連する合併症として可能性が最も低いのはどれか。
T 細胞について正しいのはどれか。
症状と疾患の組合せで正しいのはどれか。
血液検体を遠心分離せずに長時間放置した場合、本来の値より高値を示す項目はどれか。
栄養素とその欠乏によって起こる病態との組合せで正しいのはどれか。
手の写真を別に示す。この症候を呈するのはどれか。
白内障手術の術前にスペキュラーマイクロスコピーで観察するのはどれか。
羊水の産生および吸収への関与が最も小さいのはどれか。
食道狭窄に対して内視鏡的ステント留置の適応となるのはどれか。
貧血とその症候の組合せで誤っているのはどれか。
男性ホルモンについて正しいのはどれか。
ツベルクリン反応に関連する免疫細胞はどれか。
慢性咳嗽について正しいのはどれか。
妊娠悪阻に対する糖質輸液療法を行う際、必ず加えるべきなのはどれか。
地域医療支援病院について正しいのはどれか。
人口動態統計(平成 27 年)における妊産婦死亡について正しいのはどれか。
頸部造影CTを別に示す。このスライスレベルで確認できないのはどれか。
体重増加をきたしにくいのはどれか。
食道異物のうち、最も緊急に摘出する必要があるのはどれか。
死亡診断書および死体検案書について誤っているのはどれか。
保険医について正しいのはどれか。
妊娠10週の経腟超音波検査で診断できるのはどれか。
眼位および眼球運動の診察を行っている。9方向の眼位を別に示す。診断はどれか。
母子保健法に規定されている児の健康診査の時期で正しいのはどれか。2つ選べ。
臓器提供意思表示カードに記載されている提供可能な臓器のうち、脳死でのみ提供できるのはどれか。2つ選べ。
法医解剖開始時に撮影した背部の写真を別に示す。紫赤色を呈する部分について正しいのはどれか。2つ選べ。
複視をきたすのはどれか。2つ選べ。
起始部が頭側 ― 尾側の順に位置している組合せはどれか。2つ選べ。
加齢に伴い増加するのはどれか。2つ選べ。
胸腔ドレナージが行われるのはどれか。3つ選べ。
53 歳の男性。人間ドックで血糖値と尿検査の異常とを指摘されたため来院した。これまで健康診断を受けておらず、2か月前に初めて受けた人間ドックで異常を指摘されて受診した。喫煙歴と飲酒歴はない。家族歴は母親が2型糖尿病で内服治療中である。身長 172 cm、体重 65 kg。脈拍 68/分、整。血圧 130/70…
38 歳の女性。子宮頸部の細胞診で異常を指摘されたため来院した。初経 12 歳。月経周期 28 日、整。内診で子宮は前傾前屈で正常大である。両側付属器は触知しない。腟鏡診で分泌物は褐色少量である。コルポスコピィの写真を別に示す。次に行う検査はどれか。
58 歳の男性。右中咽頭癌で放射線化学療法のため入院中である。終了予定線量66 Gy(2Gy/日)で放射線治療を開始したが、40 Gy 照射した時点で口腔内の痛みのため食事の摂取が困難になった。便通は正常である。栄養サポートチーム<NST>に相談して食事形態の見直しと十分な痛管理とを行ったが改善しない。身長 172 cm、体重 56 kg。脈拍 84/分、整。血圧 134/80…
6歳の女児。Hirschsprung 病の定期受診のため来院した。1歳時に回腸肛門吻合術を受けた。現在、在宅で中心静脈栄養、経腸栄養剤および普通食で栄養支援をしている。中心静脈栄養は 1,000 mL/日で、その組成の 12.5 % がブドウ糖で 7.5 % がアミノ酸である。経腸栄養剤は 300 mL/日(1kcal/mL)である。身長と体重は標準で、同年齢の推定エネルギー必要量は 1,450…
32 歳の女性。腹部膨満感を主訴に来院した。母親が慢性腎不全で血液透析を受けている。両側季肋部から両側側腹部に腫瘤を触知し、軽度の圧痛を認める。血圧 146/92 mmHg。尿所見:蛋白(+)、潜血(-)。血液生化学所見:尿素窒素 20 mg/dL、クレアチニン 1.2 mg/dL。左の側腹部の腹部超音波像と腹部 CT の冠状断像とを別に示す。次に行うべき検査はどれか。
1か月の乳児。健康診査のため母親に連れられて来院した。母乳栄養で1日10回哺乳し、便は黄色泥状で 4、5日に1回出る。固視するが追視はせず、大きな音がすると、万歳をするように両手を上前方に突き出した後に抱え込むような動作がみられるという。身長 53 cm、体重 3,680 g(出生時体重 2,850 g)、頭囲 37…
24 歳の初妊婦。妊娠 38 週3日に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過は順調であった。入院後、陣痛は次第に増強し、陣痛発来後8時間で 2,960 g の女児を分娩した。Apgar スコアは 10 点(5分)であった。児娩出後 30 分が経過したが、胎盤が娩出されず、用手剝離で娩出させた。処置中に性器出血が増量し、胎盤娩出までの出血量は 1,200 mL となった。意識は清明。心拍数…
28 歳の初産婦。産褥2日で入院中である。妊娠 39週2日に陣痛発来したが、分娩停止のため緊急帝王切開が行われた。この患者の身体所見で直ちに精密検査が必要なのはどれか。
22 歳の男性。行動の異常を心配した家族に連れられて来院した。自室に閉じこもり、つじつまの合わない言動がみられるという。幻聴、被害妄想および精神運動性障害を認めた。器質的な要因が認められず、統合失調症で入院が必要と診断され、父親の同意によって医療保護入院となった。しかし患者は「自分は病気ではない。入院の必要はない」と主張して退院請求を出すことを希望した。患者への説明として正しいのはどれか。
77歳の女性。肺癌を原発とする第7頸椎の転移性骨腫瘍への放射線治療のため入院した。歩行時のふらつきを感じており、トイレでの排泄ができなくなることを心配している。意識は清明。両上肢筋力は正常、両膝伸展筋力は徒手筋力テストで4。頸部の運動時痛と右上肢異常感覚とを認める。腱反射の亢進はない。両足でのつま先立ちは困難である。側臥位となって起き上がることはできるが、ベッドからの立ち上がりには柵が必要である。…
42 歳の男性。頸部のリンパ節腫大を主訴に来院した。数年前から風邪をひきやすいと感じていた。1年前から両側の頸部にリンパ節腫大を自覚していた。自宅近くの医療機関を受診したところ、右頸部リンパ節の生検で悪性腫瘍が疑われたため紹介されて受診した。両側の頸部に径3cm のリンパ節を数個触知する。右頸部に生検跡を認める。両側の腋窩に径2cm のリンパ節を1個触知する。脾を左肋骨弓下に3cm…
9か月の乳児。嘔吐と下痢とを主訴に両親に連れられて来院した。2日前の乳児健康診査の帰宅後から機嫌が悪かった。昨日からは嘔吐と頻回の下痢が出現し、尿量も減少しているという。体重 7,800 g。体温 37.0 ℃。心拍数 120/分、整。呼吸数 40/分。毛細血管再充満時間3秒と延長している。顔色は不良で、腹部皮膚のツルゴールは低下している。尿所見:比重…
88 歳の女性。発熱、咳、痰および呼吸困難を主訴に来院し、胸部エックス線写真と胸部 CT とで特発性間質性肺炎の急性増悪と気道感染症の合併が疑われて入院した。症状は抗菌薬と副腎皮質ステロイドとの投与を受けて軽快した。入院後 10日に、体温…
日齢5の新生児。在胎 39 週、出生体重 2,840 g で帝王切開で出生した。Apgarスコアは5点(1分)、9点(5分)。本日、心雑音を認めたため、心エコー検査を行ったところ大動脈遠位弓部狭窄、心室中隔欠損および動脈管開存を認めた。今後、この患児にみられる可能性が高い症候はどれか。
15歳の女子。不登校を主訴に母親とともに来院した。小学校高学年の頃から男みたいだと友達からからかわれるようになった。中学校入学後も、このような状態は続き、不登校がちになった。受診時、質問には的確に回答し、思路に問題はみられない。感情表出は自然である。学校に行かない理由を尋ねると「友達からいじめられるけど、あまり気にしてない。小学校は私服だからよかったけど、中学は制服で、スカートをはきたくない。生理…
31 歳の初妊婦。妊娠 10 週。妊婦健康診査で HBs 抗原陽性、HBe 抗原陰性が判明した。正しいのはどれか。
68 歳の女性。異常な言動を心配した夫に伴われて来院した。2か月前から自宅で横になっていることが多くなった。夫によると金銭問題はないにもかかわらず、「所得税が払えない。去年のお盆に先祖供養を十分しなかったからだ」と繰り返し訴えるという。食事量が減り、体重が1か月で5kg 減少した。入浴を嫌がり、夜は眠らず、ぶつぶつ何か言っている。50…
82 歳の女性。肺炎で入院中である。抗菌薬が投与され肺炎の症状は軽快していたが、3日前から頻回の水様下痢が続いている。高血圧症で内服治療中である。意識は清明。体温 37.6 ℃。脈拍 76/分、整。血圧 138/78 mmHg。腹部は平坦、軟。下腹部に軽い圧痛を認める。血液所見:赤血球 380 万、Hb 12.0 g/dL、Ht 36 %、白血球 9,800、血小板 26…
75 歳の女性。交通外傷による肝損傷の緊急手術後で2日前から ICU に入院中である。術前、術中に一時的に大量の輸液と輸血が行われた。術後は ICU に入室して人工呼吸管理を受けていたが、気管からピンク色泡沫状の分泌物が吸引されるようになった。心拍数 110/分、整。血圧 112/64 mmHg。中心静脈圧 16 mmHg。頸静脈の怒張を認め、両側の胸部に coarse crackles…
80 歳の女性。半年前からの労作時息切れを主訴に来院した。手術の既往はない。顔色は不良で眼瞼結膜は貧血様である。血液所見:赤血球 250 万、Hb 6.9 g/dL、Ht 33 %、白血球 4,300、血小板 16 万。この患者で低下している可能性が高い血液検査項目はどれか。2つ選べ。
34 歳の女性。腹痛、下痢および発熱を主訴に来院した。現病歴:2日前に夫婦で焼き鳥と鳥刺しを食べた。昨日深夜に腹痛と悪寒とで目を覚まし、トイレに駆け込んだところ水様下痢であった。朝までに5、6回の水様下痢と1回の嘔吐があり、夫に連れられて受診した。夫は下腹部痛はあるが、下痢はない。
84歳の女性。失神と眼前暗黒感とを主訴に来院した。現病歴:1週間前から時々気が遠くなるようなふらつきを自覚していたが、本日、朝食前に突然眼前暗黒感を自覚し意識が消失した。意識はすぐに回復したが、心配になり長女に付き添われて救急外来を受診した。
84 歳の男性。早期胃癌の治療のため入院中である。現病歴:2か月前から上腹部痛を自覚し、改善がないため受診した。上部消化管内視鏡検査で胃前庭部小彎の早期胃癌と診断された。5日前に入院し、翌日に内視鏡的粘膜下層剝離術が行われたが、同日夜に 200 mL 程度の吐血があり、緊急で内視鏡的止血術が行われた。吐血した際には激しい咳を伴っていた。昨日から 38.7℃の発熱と呼吸困難とを自覚している。
喫煙の肺癌に対する影響について調べるために、男性地域住民 3,000 人から構成されるコホート集団を 10 年間にわたり観察し、表のような結果が得られた。この集団における喫煙の肺癌に対する人口寄与危険度割合を求めよ。ただし、小数第3位以下の数値が得られた場合には、小数第3位を四捨五入すること。