58歳の男性。残便感を主訴に来院した。半年前から残便感を自覚し、持続するため受診した。便は兎糞状であり、排便回数は3日に1回程度である。毎回強くいきんで排便しているが、排便後も残便感が持続する。既往歴に特記すべきことはない。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。直腸指診で異常を認めない。下部消化管内視鏡検査で異常を認めない。
対応として適切なのはどれか。
a. 安静指示
b. 抗菌薬投与
c. 定期的な浣腸
d. 浸透圧性下剤投与
e. 食物繊維摂取の制限
慢性便秘症に対しての対応の問題。
第1選択は酸化マグネシウム等の浸透圧性下剤。
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