56歳の男性。自宅火災があり、初期消火を行おうとしたところ顔面、両手に受傷し救急搬送された。咽頭痛と咳嗽を訴えている。

意識は清明。体温36.0℃。心拍数124/分、整。血圧140/90mmHg。呼吸数24/分、喘鳴を聴取する。SpO2 99%(マスク6L/分 酸素投与下)。顔面および口腔に煤が付着しており、毛髪が焼けている。胸部エックス線写真では異常を認めない。

次に行うべき検査として適切なのはどれか。

a. 胸部MRI

b. 気管支鏡検査

c. 肺動脈造影検査

d. 肺血流シンチグラフィ

e. 上部消化管内視鏡検査

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システム設計・解説記入:米澤 昌紘(X : @leknyan
(医師/日本橋内科クリニック院長)