25歳の男性。陰嚢腫大を主訴に来院した。6か月前から陰嚢内に硬結を自覚していたが痛みがないため医療機関を受診していなかった。1か月前から陰嚢内の硬結が腫大してきたため受診した。右精巣は鶏卵大に腫大し圧痛は認めない。

陰嚢部超音波検査で右精巣は内部不均一である。胸腹部造影CTで明らかな異常所見を認めない。血液生化学所見:LD 224IU/L(基準176~353)、hCG 0.3mIU/mL(基準0.7以下)、α-フェトプロテイン(AFP)8ng/mL(基準20以下)。右精巣腫瘍と診断し右高位精巣摘除術を施行した。摘出した精巣の病理標本とH-E染色標本とを別に示す。今後の治療方針として無治療経過観察を選択した。

経過観察中に転移再発が生じやすい部位はどれか。

(病理標本は著作権者へ掲載許可を確認中とのこと)

a. 骨盤リンパ節と脳

b. 後腹膜リンパ節と脳

c. 後腹膜リンパ節と肺

d. 鼠径部リンパ節と肺

e. 鼠径部リンパ節と骨

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