問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)
a. 肝硬変
b. 劇症肝炎
c. 肝内胆管癌
d. 胆道閉鎖症
e. 原発性硬化性胆管炎
肝内胆管癌はリンパ行性転移が多く、肝移植後も早急な再発をきたすため予後不良。そのため、肝内胆管癌に対する肝移植は相対的禁忌とされていた。
実際に1990年台には、肝移植後3年生存率は20%・再発率は57%と不良。
なので、国試的には上記が正解なのです。
しかし、最近の報告だと術前補助化学放射線療法とかすると予後は割りと良いらしいです。今後は相対的禁忌ではなくなるかもしれないですね。