問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)
a. 頸椎症性脊髄症 ― 間欠性跛行
b. 頸椎症性神経根症 ― 腱反射の亢進
c. 胸椎後縦靱帯骨化症 ― 対麻痺
d. 腰部脊柱管狭窄症 ― 会陰部の異常感覚
e. 腰椎椎間板ヘルニア ― 痙性歩行
a 間欠性跛行は腰部脊柱管狭窄症や閉塞性動脈硬化症で認める。
b 神経根障害では腱反射は減弱する。
c 正解
d 正解
e 腰椎椎間板ヘルニアは基本的には末梢神経である馬尾障害となる。上位運動ニューロン障害では筋トーヌスが亢進する痙性麻痺となるが、下位運動ニューロン障害では筋トーヌスが減弱する弛緩性麻痺となる。