20 歳の男性。左陰囊の腫瘤を主訴に来院した。1年前から陰囊上部の腫瘤に気付いていた。夕方になると時々左陰囊に鈍痛を自覚することがあった。

立位での左陰囊上部の写真を別に示す。破線で囲まれた部位に腫瘤を触知する。腫瘤は柔らかく、仰臥位で縮小し立位で腹圧を加えると腫大する。臥位での破線部の安静時超音波像と腹圧時カラードプラ超音波像とを別に示す。

この患者に生じる可能性が高いのはどれか。

a. 尿失禁

b. 射精障害

c. 精巣腫瘍

d. 勃起障害

e. 造精機能障害

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)