75 歳の女性。交通外傷による肝損傷の緊急手術後で2日前から ICU に入院中である。術前、術中に一時的に大量の輸液と輸血が行われた。術後は ICU に入室して人工呼吸管理を受けていたが、気管からピンク色泡沫状の分泌物が吸引されるようになった。

心拍数 110/分、整。血圧 112/64 mmHg。中心静脈圧 16 mmHg。頸静脈の怒張を認め、両側の胸部に coarse crackles を聴取する。動脈血ガス分析(FIO2 0.6):pH 7.35、PaCO2 40 Torr、PaO2 70 Torr、HCO3- 23 mEq/L。胸部エックス線写真で心胸郭比 75 %、両肺野に浸潤影を認める。心エコーで左室駆出率35 %。

この時点で考えるべき治療薬はどれか。2つ選べ。

a. ドブタミン

b. フロセミド

c. ジルチアゼム

d. ノルアドレナリン

e. プロプラノロール

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システム設計・解説記入:米澤 昌紘(X : @leknyan
(医師/日本橋内科クリニック院長)