71 歳の女性。排尿困難を主訴に来院した。1年前から会陰部腫瘤を自覚していたが、自分で腫瘤を元に戻していたという。3か月前から排尿困難が出現したため受診した。

身長 156 cm、体重 55 kg。体温 36.6 ℃。脈拍 72/分、整。血圧 132/72mmHg。血液所見:赤血球 350 万、Hb 11.2 g/dL、Ht 34 %、白血球 4,000、血小板 25 万。血液生化学所見:尿素窒素 23 mg/dL、クレアチニン 0.9 mg/dL、Na144 mEq/L、K 4.2 mEq/L、Cl 100 mEq/L。CRP 0.7 mg/dL。外陰部の写真を別に示す。

診断はどれか。

《陰部画像:掲載不可》楕円形の隆起を認める陰部画像

a. 直腸脱

b. 膀胱瘤

c. 外陰 Paget 病

d. 尿道カルンクル

e. 尖圭コンジローマ

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)