妊娠末期の腟分泌物細菌培養検査でB群連鎖球菌〈GBS〉が陽性となった妊婦に対する母子感染予防対策として、ペニシリン系抗菌薬の投与を開始する適切な時期はどれか。
a. 陽性判明の時点
b. 妊娠37週時
c. 陣痛開始時
d. 子宮口全開大時
e. 児頭排臨時
GBS感染予防のために、抗菌薬(通常はペニシリン系)の投与は陣痛が始まった時点、または破水した時点から開始するのが適切である。これにより、出産時に新生児がGBSに感染するリスクを最小限に抑えることができる。
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