30歳の女性。コロナウイルスワクチンの接種15分後、呼吸困難を伴う意識障害が出現した。体温36.5℃。脈拍120/分、整。血圧78/47mmHg。胸部に喘鳴を聴取する。体幹部と四肢に膨疹を認める。
まず行う治療はどれか。
a. アドレナリン 1 mg の静脈注射
b. アドレナリン 0.3~0.5 mg の筋肉内注射
c. メチルプレドニゾロン 125 mg の静脈注射
d. 抗ヒスタミン剤の経口内服
30歳の女性。コロナウイルスワクチンの接種15分後、呼吸困難を伴う意識障害が出現した。体温36.5℃。脈拍120/分、整。血圧78/47mmHg。胸部に喘鳴を聴取する。体幹部と四肢に膨疹を認める。
まず行う治療はどれか。
a. アドレナリン 1 mg の静脈注射
b. アドレナリン 0.3~0.5 mg の筋肉内注射
c. メチルプレドニゾロン 125 mg の静脈注射
d. 抗ヒスタミン剤の経口内服
アナフィラキシーショックに対する薬剤投与の問題。
aは禁忌肢:アドレナリン1mgの静脈注射は心室細動等の致死的な不整脈を起こしてしまう。
よく陥りがちなミスですが、死に直結するので注意しましょう。
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※公式問題・正答は厚生労働省公開資料をもとに整理しています。
システム設計・解説記入:米澤 昌紘(X : @leknyan)
(医師/日本橋内科クリニック院長)