RhD(-)血液型の妊婦で分娩後に抗Dヒト免疫グロブリン投与が必要な組合せはどれか。
輸血後 GVHD で正しいのはどれか。
34歳の初産婦。産褥0日で入院中である。妊娠12週の血液検査で血液型はO型Rh D(-)と判定された。輸血歴はない。家族歴に特記すべきことはない。妊娠28週時の間接Coombs試験は陰性で、抗D人免疫グロブリンの投与を受けている。妊娠39週4日に自然陣痛が発来して入院し、2,760gの男児を正常経腟分娩した。新生児血液型はO型Rh D(+)と判定された。母体に行う適切な対応はどれか。
輸血開始1時間後に、発熱、悪寒および呼吸困難が出現し、血圧が低下した。可能性が低いのはどれか。
19歳の男性。交通外傷のため救急車で搬入された。河川沿いの堤防道路でオートバイ運転中に対向車と接触し転倒、崖下に転落した。問いかけに対して名前は言える。心拍数122/分。血圧72/50mmHg。呼吸数28/分。SpO2 96%(room air)。右前胸部に圧痛があり、右呼吸音が減弱している。腹部は膨満している。右下肢は外旋位で右下腿の変形と開放創を認める。
32歳の経産婦(2妊2産)。1年前からの不正性器出血を主訴に来院した。病期Ⅰの子宮頸癌と診断され、4週後に広汎子宮全摘術とリンパ節郭清術が予定された。予測出血量は800mLである。
24歳の初妊婦。妊娠34週。これまで自宅近くの診療所で妊婦健康診査を受けていた。交通外傷のため救急車で搬入された。出血性ショックがあり、血液型判定結果を待たずに緊急輸血を行うことになった。携帯していた母子健康手帳によると、血液型はA型RhD(+)、不規則抗体(-)である。輸血開始時の赤血球液LR と新鮮凍結血漿LRの組合せで適切なのはどれか。 赤血球液LR―新鮮凍結血漿LR