Aさん(24 歳、初産婦、会社員)は、現在、両親と妹の4人で暮らしている。パートナー(24 歳、会社員)と結婚する予定である。Aさんは、妊娠週の妊婦健康診査で「朝起きると気持ちが悪くあまり食べられません。台所から食べ物の匂いがするだけで吐き気がします」と話している。
Aさんへの食事指導で最も適切なのはどれか。
1. 水分は温かい飲料にする。
2. 栄養のバランスのよい食物を摂取する。
3. 1回量を少なくして食べる回数を増やす。
4. カロリーの高い食物を積極的に摂取する。
このときの妊婦健康診査で「妊娠することは考えていなかったので、これから自 分の体にどういうことが起こるのか分かりません」とAさんから相談があった。看 護師は、次の妊婦健康診査までに生じやすい変化について説明することにした。
Aさんに生じやすいのはどれか。
1. 痔
2. 便秘
3. 腰痛
4. 静脈瘤
Aさんは、妊娠 23 週に結婚し、パートナーの家に転居した。翌週の妊婦健康診査で、Aさんは「最近は、結婚や引っ越しで忙しかったです。これから新しい環境に慣れていきたいと思っています」と話した。妊娠経過は順調である。
このときに看護師がAさんに対して説明する内容で優先度が高いのはどれか。
1. 保育所の選択
2. 乳房の手入れ
3. 側臥位での睡眠
4. 妊婦健康診査の受診頻度