発育と発達に遅れのない生後6か月の男児。BCG 接種の翌日に接種部位が赤く腫れ次第に増悪して膿がみられたため、母親は接種後4日目に医療機関に電話で相談し、看護師が対応した。児に発熱はなく、哺乳や機嫌は良好である。
このときの看護師の説明で適切なのはどれか。
1. 「通常の反応です」
2. 「速やかに来院してください」
3. 「1週間後にまた電話をください」
4. 「患部をアルコール消毒してください」
1. 「通常の反応です」
2. 「速やかに来院してください」
3. 「1週間後にまた電話をください」
4. 「患部をアルコール消毒してください」
異常反応の可能性: BCG接種後、通常の反応として赤みや腫れが数週間以内に現れることがありますが、翌日に膿が出るほどの腫れが見られるのは異常反応の可能性があります。
結核の可能性: BCGワクチンは結核予防のためのものですが、接種後に異常な反応が見られた場合は、結核や他の感染症のリスクを排除するために専門的な医療評価が必要です。
発熱やその他の症状: 現時点で発熱がなく、哺乳や機嫌は良好であるものの、異常反応が見られる場合は早期に医療機関を受診して適切な診断と治療を受けることが重要です。