少年スポーツクラブの懇親会のバーベキューで、大人3名、子供 10名が鶏肉を焼いて食べた。その3日後に、この懇親会に参加した者のうち、子供4名が発熱及び下痢を伴う腹痛を発症した。患児の全員が近医を受診し、点滴静注などの治療を受けた。その後、この食中毒の原因はカンピロバクターと同定された。

カンピロバクターによる食中毒に罹患した患児の保護者に対する、薬剤師による 衛生管理を含めた指導及び助言として、適切なのはどれか。 2つ選べ。

1. 下痢が続いている間は、糖分や電解質を含むスポーツ飲料の摂取は控える。

2. 下痢が続いても、下痢止めは使用しない。

3. 鶏肉の内部は汚染されていないので表面を軽くあぶってから、子供に食べさせる。

4. 鶏肉を取扱った手を洗ってから、他の食品を取扱う。

5. 鶏肉を生食する際には一度冷凍し、カンピロバクターを死滅させる。

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カンピロバクターによる食中毒に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

1. カンピロバクターは鳥類等の腸管に常在し、鶏肉を汚染しやすい。

2. 野生生物により汚染された環境水を飲むことにより発症することがある。

3. 牛レバーの生食により発症することがある。

4. カンピロバクターは乾燥に弱いため、殻の表面が乾燥している鶏卵の生食による発症のリスクは低い。

5. 再興感染症の1つに位置づけられている。

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