麹菌は、この国の伝統的発酵産業に欠かすことのできない菌である
。酒、醤油、味噌などの醸造に必須の様々な酵素を産生するため、「酵素の宝庫」と言われている。2006年、日本醸造協会によって、日本の国菌に指定された。
麹菌の有用性に着目し、2005年、国内の産学官連携チームにより、麹菌の全ゲノムが解析された。その結果、食品の発酵などに関わる様々な酵素をコードする遺伝子がみつかり、今後のさらなる産業利用が期待されている。
日本の伝統と未来を担う麹菌ちゃんに想いを馳せ、今夜は日本酒を味わってはどうだろう。但し、飲み過ぎにはくれぐれも注意が必要だ。
麹菌は、この国の伝統的発酵
あああ
あああ
黄色ブドウ球菌による食中毒は、菌が作り出すエンテロトキシンという毒素による。潜伏期間が短く食後30分~6 時間程度で悪心、嘔吐、下痢などの症状がみ
られる。基本的には対症療法のみである。
日本酒と桜
顕微鏡下のA.oryzae
学名 :Staphylococcus aureus
通称 :黄色ブドウ球菌、黄ブ菌(おうぶきん)
分類 :グラム陽性球菌、通性嫌気性菌
法律 :5類感染症全数把握(VRSA)、5類感染症基幹病院定点把握(MRSA)
語源 :staphylo- : ブドウの房、coccus:粒、aureus:黄金