86歳の男性。咀嚼時の下顎義歯床下粘膜の疼痛を主訴として来院した。検査の結果、上下顎全部床義歯を新製することとした。
咬合採得時の写真を別に示す。この操作によって決定する要素はどれか。1つ選べ。
a. 咬合高径
b. 水平的咬合位
c. 臼歯の頰舌的位置
d. 上顎咬合堤の咬合平面
e. 上顎前歯切縁の上下的位置
その後に行われた操作の写真を別に示す。 この操作で正しいのはどれか。2つ選べ。
a. 前方基準点は眼窩下点である。
b. 下顎限界運動を指示して記録する。
c. 記録された結果を顆路角調節に用いる。
d. 顎関節と上顎の位置関係を咬合器上に再現する。
e. 頭蓋に対する下顎の位置を咬合器上に再現する。