68 歳の女性。下顎左側犬歯の補綴装置脱離を主訴として来院した。2年前から骨粗鬆症のためビスホスホネート製剤を内服しているが、他に特記すべき既往歴、服薬歴、喫煙歴、過度の飲酒歴および肥満はない。
⎾3は動揺と打診痛があり、排膿を認める。内科医と相談のうえ抜歯することとした。初診時の口腔内写真とエックス線画像を別に示す。
抜歯に際して行うべきなのはどれか。3つ選べ。
a. 術前の十分な消炎
b. 抜歯窩の骨鋭縁の除去
c. 副腎皮質ステロイド薬の投与
d. 周囲軟組織による抜歯窩の閉鎖
e. ビスホスホネート製剤の6か月間の休薬