20歳の女性。下顎正中部の精査を希望して来院した。1週前に同部の無痛性のエックス線透過像を指摘されたという。5⏇5 には動揺はなく、歯髄電気診では生活反応があった。生検時には唇側の骨を含めて検体を採取した。初診時の口腔内写真、エックス線写真、CT、MRI T2強調像及び生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。診断名はどれか。1つ選べ。
25歳の女性。右側の上顎臼歯部の腫脹と疼痛を主訴として来院した。エックス線写真、CT及び生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。診断名はどれか。1つ選べ。
54歳の女性。口唇と口腔粘膜の疼痛と白斑を主訴として血液内科より紹介された。最近になって同部の白斑に気付き口腔乾燥感と痛が増悪してきたという。急性骨髄性白血病の診断で3か月前に末梢血幹細胞移植を施行された。
77歳の女性。右側口底の腫瘤を主訴として来院した。2か月前に気付いたが、疼痛がないためそのままにしていたという。初診時の口腔内写真、CT、MRI T2強調像及び生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。適切な治療法はどれか。1つ選べ。
34歳の女性。下顎前歯部歯肉の膨隆を主訴として来院した。3か月前に気付いたが疼痛がないためそのままにしていた。膨隆は徐々に増大しているという。口腔内写真、エックス線写真、CT及び生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。診断名はどれか。1つ選べ。
舌に発生した扁平上皮癌の H-E 染色病理組織像の一部を別に示す。矢印で示す癌細胞が浸潤しているのはどれか。1つ選べ。
38歳の女性。歯肉の接触痛を主訴として来院した。3か月前から歯肉に水疱ができて、すぐに潰れしみるようになり、次第に口腔内全体がヒリヒリ痛むようになったという。初診時の口腔内写真と生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。発症との関連が指摘されているのはどれか。1つ選べ。
72歳の男性。歯科医院で右側舌縁部の白斑を指摘され、紹介により来院した。2年前に気付いたが疼痛はなく、性状も大きさも変化はないという。初診時の口腔内写真と生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。考えられる対応はどれか。2つ選べ。
77歳の男性。左側の下顎歯肉の腫脹を主訴として来院した。1か月前から食事の際に接触痛があり、出血がみられることがあるという。特記すべき既往歴はない。頸部リンパ節の腫脹や開口障害はないが左側下唇の知覚鈍麻を認め、腫脹部の頰側には圧痛があり、わずかに硬結を触れる。初診時の口腔内写真、エックス線写真、CT及び生検時のH-E染色病理組織像を別に示す。適切な処置はどれか。1つ選べ。
43 歳の女性。口蓋部の腫脹を主訴として来院した。3年前に気付き、その後徐々に大きくなったという。腫脹は弾性硬である。初診時の口腔内写真、MRI T2 強調像及び生検時の H-E染色病理組織像を別に示す。診断名はどれか。1つ選べ。
舌に発生した疾患のH-E染色病理組織像を別に示す。治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。
35 歳の女性。下顎左側臼歯部の膨隆を主訴として来院した。病変は骨様硬で、疼痛や下唇の感覚異常はない。初診時の口腔内写真、エックス線画像、CT及び生検時の H-E 染色病理組織像を別に示す。診断はどれか。1つ選べ。
正常組織像を別に示す。腺様囊胞癌によくみられる疼痛と関連するのはどれか。1つ選べ。
64 歳の女性。上顎左側歯肉の違和感を主訴として来院した。上顎左側中切歯部、犬歯部および小臼歯部歯肉に水疱を認める。血液検査の結果、抗 BP180 抗体は陽性であった。初診時の口腔内写真と生検時の H-E 染色病理組織像を別に示す。治療に用いられるのはどれか。2つ選べ。
21 歳の男性。下顎左側部の腫脹を主訴として来院した。6か月前に気付き、徐々に増大してきたという。腫脹部に羊皮紙様感を触知する。検査の結果、開窓術を行うこととした。初診時の口腔内写真、エックス線画像、CT及び生検時の H-E 染色病理組織像を別に示す。下顎区域切除術と比較した開窓術の利点はどれか。2つ選べ。
65 歳の男性。頸部の腫脹を主訴として来院した。右側耳介下部に無痛性の腫脹を認める。初診時の PET/CT、MRI 脂肪抑制造影 T1 強調像と脂肪抑制 T2 強調像、ドプラ超音波横断像及び生検時の H-E 染色病理組織像を別に示す。診断名はどれか。1つ選べ。
61 歳の女性。左側頰部の疼痛を主訴として来院した。2年前に自覚し、徐々に増悪してきたという。病変が限局していることから、皮膚科で歯科用金属のパッチテストを行ったところ、Pd を含む複数の金属に陽性反応がみられた。初診時の口腔内写真と生検時の H-E 染色病理組織像を別に示す。適切な原因療法はどれか。1つ選べ。
46歳の女性。口腔内の水疱を主訴として来院した。2週前から自覚しており、水疱はすぐに破れ、破れた後には刺激痛があるという。他に特記すべきことはない。免疫血清学検査で抗デスモグレイン1抗体と抗デスモグレイン3抗体が陽性であった。初診時の口腔内写真と生検時の H-E 染色病理組織像を別に示す。今後、出現する可能性が高いのはどれか。1つ選べ。
75歳の女性。左側口底の腫瘤を主訴として来院した。5か月前に気付いたが、疼痛がないためそのままにしていたという。初診時の口腔内写真、CT、MRI T2 強調像及び生検時の H-E 染色病理組織像を別に示す。適切な治療法はどれか。1つ選べ。
24 歳の女性。下顎左側臼歯部歯肉の膨隆を主訴として来院した。1年前に気付いたが、疼痛がないためそのままにしていたという。初診時の口腔内写真、エックス線画像 、CT及び生検時の H-E染色病理組織像を別に示す。この疾患を併発しやすいのはどれか。1つ選べ。