77 歳の女性。肺癌を原発とする第7頸椎の転移性骨腫瘍への放射線治療のため入院した。歩行時のふらつきを感じており、トイレでの排泄ができなくなることを心配している。

意識は清明。両上肢筋力は正常、両膝伸展筋力は徒手筋力テストで4。頸部の運動時痛と右上肢異常感覚とを認める。腱反射の亢進はない。両足でのつま先立ちは困難である。側臥位となって起き上がることはできるが、ベッドからの立ち上がりには柵が必要である。伝い歩きは可能で腰痛はない。骨転移による病的骨折のリスクは患者と家族とに説明されている。全身骨シンチグラフィで下位頸椎と右上腕骨近位端とに異常集積を認める。

在宅復帰に向けた生活管理で適切なのはどれか。

a. 排泄管理はベッド上とする。

b. 腰椎コルセットの装用を指導する。

c. 両足でのジャンプ運動を励行する。

d. 右側臥位から起き上がるように指導する。

e. 立ち上がり時に右上肢を用いないように指導する。

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)