32歳の女性。無月経を主訴に来院した。妊娠反応陽性。超音波検査で子宮 12cm 内に小囊胞の集簇を認め、妊娠10週の全胞状奇胎と診断した。
患者への説明として適切でないのはどれか。
a. 「胎児は育っていません」
b. 「子宮内容除去術が必要です」
c. 「20 % が侵入奇胎になります」
d. 「今後は妊娠してはいけません」
e. 「治療後経過観察のためヒト絨毛性ゴナドトロピン<hCG>を測定します」
胞状奇胎の症例、一定期間後の避妊は必要であるが、一定期間経過すれば妊娠可能。
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