FSHが高値となる無月経の障害部位はどれか。
続発性無月経の原因となりにくいのはどれか。
18 歳の女子。これまでに一度も月経がないことを主訴に来院した。身長 144cm、体重 48 kg。脈拍 84/分、整。血圧 110/76 mmHg。首の両側の皮膚が広く、余っているように見える。上肢は肘から遠位が外反している。外陰は女性型。腹部超音波検査で子宮は小さく卵巣は確認できない。乳房は TannerⅠ度。陰毛はTannerⅡ度。血液生化学所見:LH 34 mIU/mL(基準…
長期間無月経をきたした女性で注意すべき続発症はどれか。
38 歳の女性。眼が見えにくいことを主訴に来院した。2年前から左眼の見えにくさを自覚し、3か月前から右眼も見えにくくなっている。3年前から無月経になっている。意識は清明。身長 164 cm、体重 67 kg。体温 36.1 ℃。脈拍 72/分、整。血圧 132/76 mmHg。呼吸数…
30歳の女性。頭痛、乳汁漏出および月経異常を主訴に来院した。半年前から月経不順となった。最近、乳白色の乳汁の分泌に気付き、頭痛や目の奥の痛みを頻繁に自覚するようになった。身長 153 cm、体重 43 kg。体温 36.5 ℃。脈拍 72/分、整。血圧 110/60 mmHg。初診時の血清プロラクチン 320 ng/mL (基準 15 以下)。診断に有用でないのはどれか。
35歳の女性。月経痛と過多月経を主訴に来院した。月経は周期28日型、整、持続8日間。3年前から月経痛に対して市販の鎮痛薬を服用しているが、6か月前から仕事や日常生活に差し支えるようになったため受診した。内診で子宮は 15 cmに腫大し硬く、可動性は良好である。付属器は触知しない。血液所見:赤血球 340 万、Hb 9.0 g/dL、Ht 28 %、白血球 4,100、血小板 23…
29歳の女性。3か月前から無月経となったため来院した。2年前と6か月前とに稽留流産のため子宮内容除去術を受けていた。内診で子宮の大きさは正常で可動性は良好である。経腟超音波検査で卵巣に異常を認めない。乳汁分泌を認めない。基礎体温は二相性である。妊娠反応は陰性である。子宮卵管造影像を別に示す。患者は早期の妊娠を希望している。 適切な治療はどれか。
32歳の女性。無月経を主訴に来院した。妊娠反応陽性。超音波検査で子宮 12cm 内に小囊胞の集簇を認め、妊娠10週の全胞状奇胎と診断した。患者への説明として適切でないのはどれか。
24歳の女性。月経1日目の下腹部痛を主訴に来院した。5年前から月経時に腹痛がある。痛みの程度と持続日数は月経ごとに異なっている。本日朝から月経が始まり、通勤中の電車内でこれまでになく下腹部痛が強くなったので途中下車して来院した。月経周期は 28 日型、整。下痢や嘔吐は認めない。意識は清明。身長 160 cm、体重 52 kg。体温 36.6 ℃。脈拍 72/分、整。血圧 118/72…
16歳の女子。初経がないことを心配して来院した。身長の伸びは2年前に止まっている。身長164cm、体重52kg。乳腺はTanner4度、恥毛はTanner3度、腋毛はみられない。外陰は女性型だが腟口を認めない。鼠径部に腫瘤を触知しない。 最初に行う検査はどれか。
24歳の女性。無月経を主訴に来院した。最終月経から2か月以上次の月経が来ないため、妊娠したと考え受診した。月経周期は 28〜56 日、不整。子宮は前傾前屈、超鵞卵大、軟。尿妊娠反応陽性。双胎妊娠と診断した。経腟超音波像を示す。女性への説明として正しいのはどれか。2つ選べ。