67歳の男性。嚥下困難と体重減少を主訴に来院した。1か月前から嚥下困難を自覚していた。自宅近くの医療機関で行った上部消化管内視鏡検査で異常を指摘されたため受診した。体重は1か月で 3kg 減少している。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は 20 本/日を 40 年間。飲酒は焼酎 2合/日を 42 年間。

身長 171 cm、体重 67 kg。脈拍 68/分、整。血圧 124/62 mmHg。

血液所見:赤血球 318 万、Hb 10.5 g/dL、Ht 31 %、白血球 8,300、血小板 16 万。上部消化管造影像及び上部消化管内視鏡像を別に示す。

治療方針を決定するために有用でないのはどれか。

a. FDG-PET

b. 胸部造影 CT

c. 食道内圧検査

d. 腹部超音波検査

e. 超音波内視鏡検査

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システム設計・解説記入:米澤 昌紘(X : @leknyan
(医師/日本橋内科クリニック院長)