4歳の男児。体幹の白斑を主訴に父親に連れられて来院した。生後5か月で体幹に白斑があるのを父親が発見した。その後、増数してきたため受診した。1歳時にけいれんの既往がある。受診時、臀部と大腿部を中心に大小の白斑を認める。顔面では鼻部中心に丘疹が散在している。大腿部の写真を別に示す。
この患児で思春期以降に出現する可能性が高いのはどれか。
a. 脂腺母斑
b. 神経線維腫
c. 爪囲線維腫
d. 聴神経腫瘍
e. 単純性血管腫
結節性硬化症の症例
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