68歳の男性。上前胸部痛を主訴に来院した。2年前から両手掌に皮疹が繰り返し出現していた。1年前から上前胸部痛を自覚していたという。1か月前から上前胸部の疼痛が増悪したため受診した。両手掌に膿疱性皮疹を多数認める。両側の近位指節間関節の腫脹と圧痛を認める。両側胸鎖関節の骨性肥厚と熱感および圧痛を認める。この患者の胸部エックス線写真を別に示す。

関節病変の原因として最も考えられるのはどれか。

a. 関節リウマチ

b. 強直性脊椎炎

c. 慢性疲労症候群

d. 掌蹠膿疱症性骨関節炎

e. リウマチ性多発筋痛症

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)