35歳の女性。性感染症治療後に病状を説明することになった。患者は帯下の増加と下腹部痛を主訴に4週前に来院した。付属器に圧痛を認め、子宮頸部の性器クラミジアDNA検査が陽性で抗菌薬を投与した。帯下は減少し下腹部痛と圧痛も消失し、性器クラミジアDNA検査も陰性となった。
患者に対する説明で適切なのはどれか。
a. 3か月の避妊が望ましい。
b. クラミジア感染症は治癒した。
c. 異所性妊娠のリスクは低下した。
d. 子宮性不妊となる可能性が高い。
e. 今後クラミジア感染症になることはない。
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システム設計・解説記入:米澤 昌紘(X : @leknyan)
(医師/日本橋内科クリニック院長)