日齢0の新生児。妊娠 31 週から胎児発育不全を指摘されていた。在胎 38 週に体重 1,890gで出生した。低出生体重児のため NICU に入院した。 啼泣は弱かったが多呼吸のため保育器内に収容して酸素を投与した。眼裂狭小、小さな口、小下顎などの特徴的顔貌を認めた。また、手指の重合と屈曲拘縮、ゆり椅子状の足底を認めた。全身の筋緊張は亢進していた。

この患児にあてはまるのはどれか。

a. 生命予後は良い。

b. 発達遅滞をきたす。

c. 心疾患は合併しにくい。

d. 急性白血病を合併しやすい。

e. 甲高い泣き声が特徴的である。

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)