50歳の男性。胸やけを主訴に来院した。1年前から揚げ物を食べた後に胸やけを自覚し、2か月前から毎日不快な胸やけがあるため受診した。既往歴と家族歴に特記すべきことはない。喫煙は40本/日を30年間、飲酒は日本酒3合/日を30年間。

身長 165 cm、体重 85 kg。上部消化管内視鏡像を別に示す。

この患者にあてはまるのはどれが。

a. 下部食道に憩室がある。

b. 酸分泌抑制薬の適応となる。

c. バルーン拡張術が必要である。

d. 足を上げて寝ることが勧められる。

e. 診断に食道pHモニタリングが必須である。

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)