68歳の男性。鼻出血と咳嗽を主訴に来院した。2か月前から鼻閉と難聴を自覚した。3週間前から鼻出血が間欠的に持続し、咳嗽も出現してきたため受診した。

意識は清明。体温37.8℃。脈拍84/分、整。血圧142/78mmHg。呼吸数22/分。SpO2 97%(room air)。両側の鼓膜に発赤と腫脹を認める。心音と呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。表在リンパ節を触知しない。

尿所見:蛋白2+、潜血2+、沈渣に赤血球20~29/HPF、顆粒円柱と赤血球円柱を認める。血液所見:赤血球322万、Hb 9.9g/dL、Ht 28%、白血球12,300(好中球72%、好酸球3%、好塩基球1%、単球5%、リンパ球19%)、血小板38万。血液生化学所見:総蛋白6.8g/dL、アルブミン3.3g/dL、IgG 1,200mg/dL(基準960~1,960)、尿素窒素44mg/dL、クレアチニン2.2mg/dL。免疫血清学所見:CRP 8.2mg/dL、CH50 62U/mL(基準30~40)。胸部エックス線写真で両肺野に多発結節影を認める。

この患者の寛解導入療法で副腎皮質ステロイドと併用する薬剤として適切なのはどれか。2つ選べ。

a. コルヒチン

b. リツキシマブ

c. シクロスポリン

d. メトトレキサート

e. シクロホスファミド

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)