18 歳の男子。鼻出血を主訴に来院した。自宅で特に誘引なく鼻出血が出現し、タオルで鼻を押さえて受診した。 1 週間前に行われた大学の健康診断で異常は指摘されなかった。
16歳の男子。鼻出血を主訴に来院した。2か月前から大量の鼻出血を繰り返しており、右の鼻閉もある。頬部痛や鼻漏はなく、視覚異常や体重減少もない。
73 歳の女性。入院中の患者の鼻出血について病棟看護師から救急外来に相談があった。午前2時ころから右鼻出血があり、ティッシュペーパーを鼻腔に詰めて10 分間様子をみたが、止血しないため電話したという。10 年前から高血圧症で降圧薬を服薬中であるが、抗血小板薬と抗凝固薬は内服していない。
69歳の男性。左鼻出血と複視を主訴に来院した。1か月前から左鼻出血を繰り返し、徐々に左鼻閉が悪化した。2日前から物が二重に見えることを自覚した。副鼻腔の造影CTと造影MRIとを別に示す。左鼻腔生検で扁平上皮癌を認めた。 この患者で認められるのはどれか。
68歳の男性。鼻出血と咳嗽を主訴に来院した。2か月前から鼻閉と難聴を自覚した。3週間前から鼻出血が間欠的に持続し、咳嗽も出現してきたため受診した。