82歳の男性。心不全の急性増悪で入院していたが、病状が安定してきたので退院を見据えて療養環境を調整することになった。高血圧症、陳旧性心筋梗塞の既往があり、多発ラクナ脳梗塞後遺症で巧緻機能障害を認める。改訂長谷川式簡易知能評価スケールは16点(30点満点)である。独居で血縁者はいない。
この患者への対応で適切でないのはどれか。
a. 訪問看護を計画する。
b. 介護保険の申請を勧める。
c. 服薬管理を本人に任せる。
d. 成年後見制度の適応を検討する。
e. 多職種間で患者情報を共有する。
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