55歳の男性。上腹部痛を主訴に来院した。半年前から腫瘤に気付き、徐々に大きくなっていることを自覚している。眼瞼結膜に貧血があり、左鎖骨上リンパ節の腫大を認める。上腹部に径10cmの腫瘤を触知し、圧痛を認める。患者は「おなかになにかがあるのは分かっていたが、癌と診断されるのが怖く今まで受診しなかった。飲食店を自営しているが、私がいないと休業となり、収入が無くなり困る。もっと早く受診すれば、私は死なずにすんだのでしょうか」という。

この患者が感じている苦痛のうち社会的苦痛はどれか。

a. 死への恐怖

b. 上腹部の痛み

c. 収入が無くなる事への不安

d. 癌と診断される事への恐怖

e. もっと早く受診すればという後悔

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問題解説・システム開発 : 内科医 米澤昌紘(れく)