52 歳の男性。咽頭痛と呼吸困難を主訴に救急外来を受診した。4 時間前から強い嚥下痛のため食事が摂れなくなった。2 時間前から声を出しにくくなり、呼吸困難を自覚するようになった。

意識は清明。体温 38.5 ℃。脈拍 96/分、整。血圧 150/90 mmHg。呼吸数 28/分。SpO₂ 90 %(マスク 5 L/分 酸素投与下)。顔貌は苦悶様で、診察中に吸気性喘鳴が増悪した。

まず行うのはどれか。

a. 気道確保

b. 経鼻胃管挿入

c. 消炎鎮痛薬の投与

d. 気管支拡張薬の吸入

e. テオフィリンの静脈内投与

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システム設計・解説記入:米澤 昌紘(X : @leknyan
(医師/日本橋内科クリニック院長)