T リンパ球機能低下による日和見感染症でないのはどれか。
汎血球減少を呈するのはどれか。 2 つ選べ。
ノーマライゼーションに関係するのはどれか。
新生児の生理的黄疸の成因に関与しないのはどれか。
せん妄について正しいのはどれか。3 つ選べ。
医療関連死に含まれないのはどれか。
正常な妊娠経過において妊娠前と比較して妊娠中期に低下するのはどれか。2 つ選べ。
右利き患者の頭部単純 MRI の FLAIR 像を別に示す。Wernicke 失語を認めるのはどれか。
高齢者で誤嚥を疑う所見として誤っているのはどれか。
膀胱の蓄尿症状はどれか。 2 つ選べ。
疾患と視野異常の組合せで正しいのはどれか。
口腔内アフタの存在が診断に有用なのはどれか。
副腎腺腫による Cushing 症候群で認めないのはどれか。
出生後、緊急で治療介入が必要な疾患はどれか。
挫滅〈圧挫〉症候群の血液検査で高値を示さないのはどれか。
肝細胞癌に対し肝動脈化学塞栓療法が行われるのはどれか。
「周りの景色を見ても生き生きと感じられない。感情がわいてこない」と訴える患者にはどの異常があるか。
食思不振により体重が減少するのはどれか。2 つ選べ。
待期的に行う全身麻酔下の手術で、術前に確保すべき清澄水の絶飲時間はどれか。
フレイルの予防策として誤っているのはどれか。
ビタミン K が欠乏すると活性が低下する因子はどれか。
身近な人との死別に伴う悲嘆反応で誤っているのはどれか。
高齢者が転倒した際、骨折をきたしやすい部位はどれか。3 つ選べ。
統合失調症を主な対象として、精神症状の包括的な評価尺度として使用されるのはどれか。
末梢血好中球について正しいのはどれか。2 つ選べ。
デルマドロームでないのはどれか。
疾患と症候の組合せで誤っているのはどれか。
高齢労働者の作業安全を図る取り組みとして適切でないのはどれか。
生活習慣行動の変容に効果的でないのはどれか。
月齢とその時期にみられる反射との組合せで誤っているのはどれか。
手術中に行う迅速病理診断で正しいのはどれか。2 つ選べ。
躁状態でみられないのはどれか。
女性における肺、胃、膵、大腸および子宮の悪性新生物死亡数の推移を示す。⑤はどれか。
医師法に規定されているのはどれか。
52 歳の男性。貧血を指摘されたことを主訴に来院した。3 日前に少量の下血があり、自宅近くの医療機関で採血を行ったところ貧血を認め、紹介受診した。心房細動、不安障害、脳動脈瘤および慢性便秘症のため通院しており、抗凝固薬、抗不安薬および緩下薬が処方されている。緩下薬の服用で、排便は 2 日に 1 回、普通便である。23 歳時に虫垂切除術の既往がある。
生後 1 分の女児。在胎 40 週 5 日、経腟分娩で出生した。心拍は 6 秒間に 12 回、啼泣は強い。四肢を活発に動かし、刺激に対して咳嗽を認める。皮膚にわずかに胎便が付着している。皮膚色は全身暗紫色である。この児の Apgar スコアはどれか。
35 歳の女性。急性骨髄性白血病のため入院中である。寛解導入療法開始後 18 日目に発熱を認めた。発熱以外の症状はない。体温 38.2 ℃。脈拍 112/分、整。血圧102/68 mmHg。呼吸数 20/分。眼瞼結膜は貧血様である。身体所見にその他の異常を認めない。
4 か月の女児。活気不良と哺乳量の減少を主訴に母親に連れられて来院した。周産期に異常はなかった。1 週間前から活気が低下し、2 日前から約 20 % 哺乳量が減少してきた。昨夜の便は黒っぽかった。本日も活気の回復がみられないため心配になり、 自宅近くの診療所の夜間救急外来を受診した。
52 歳の男性。労作時息切れと全身倦怠感を主訴に来院した。1 か月前から両下腿の浮腫が出現し、1 週間前から労作時息切れと全身倦怠感も自覚するようになったため受診した。15 年前から高血圧症と糖尿病で治療を受けていたが、10 か月前の転居を契機に受診を中断していた。
57 歳の女性。左下肢のむくみを主訴に来院した。約 1 年前から長時間の立ち仕事の際に両下肢の重さを自覚しており、約 4 か月前からは左下肢のむくみが出現した。15 年前に子宮体癌の手術歴がある。
57 歳の男性。定期受診で来院した。30 歳時に 2 型糖尿病および高血圧症と診断され、自宅近くの総合病院に通院している。腎機能が徐々に悪化したため、1 か月前に妻から生体腎移植を受けた。インスリン注射、降圧薬と複数の免疫抑制薬が処方されている。
75 歳の女性。全身倦怠感を主訴に来院した。1 年前に骨転移を伴う進行肺小細胞癌と診断され、腰椎骨転移に対して放射線照射を施行後、薬物による抗癌治療が行われたが効果が乏しく、3 か月前から薬物による抗癌治療は行わない方針となった。1 週間前から全身倦怠感が著明となり入院した。
45 歳の女性。日中のだるさを主訴に来院した。第 1 子の出産後から体重が増え、10 年で 10 kg 増加した。健診を受けたことはない。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。 就労はしておらず、運動習慣はない。身長 152 cm、体重 65 kg。血圧144/92 mmHg。
79 歳の女性。脂質異常症と 2 型糖尿病のため定期的に通院中である。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行以前は外出を好み活動的であったが、ここ 3年間は家で過ごすことが増えている。本日バスを利用して予約どおりに来院した。身だしなみは整っている。顔面に擦過傷を認めたため原因を質問したところ「最近よくつまづくようになり、3 日前に玄関先で転び顔をぶつけてしまいました」と話した。
58 歳の男性。定期受診で来院した。高血圧性腎硬化症による慢性腎臓病で半年前から自宅近くの診療所に通院している。喫煙は 35 年前から 20 本/日。飲酒はビール 350 mL/日を週 2 回。身長 170 cm、体重 84 kg。BMI 29.0。脈拍 72/分、整。血圧 136/88 mmHg。
40 歳の女性。食後、数時間で起こる動悸、発汗および手の震えを主訴に来院した。 症状は朝食後の外出時に経験することが多く、 摂食で改善する。身長160 cm、体重 65 kg。体温 36.1 ℃。脈拍 64/分、整。血圧 128/84 mmHg。甲状腺腫と頸部リンパ節とを触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
53 歳の男性。胸痛と悪心を主訴に救急車で搬入された。本日午前 4 時から胸痛と悪心が出現した。午前 8 時ごろまで我慢していたが、症状が改善しないため救急車を要請した。15 年前から糖尿病、脂質異常症で自宅近くの診療所に通院している。喫煙は 10 本/日を 33 年間。
63 歳の男性。2 か月前から咳嗽が出現し、改善しないため来院した。身長167 cm、体重 65 kg。体温 36.2 ℃。脈拍 62/分、整。血圧 124/80 mmHg。呼吸数14/分。SpO₂ 95 %(room air)。心音に異常を認めない。呼吸音は左上肺野で軽度減弱を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。胸部エックス線写真で左上肺野に結節影を認めた。
82 歳の女性。食欲と活動性の低下を主訴に来院した。3 日前から食欲が低下し、当日の朝はいつもの時間に起床できなかったため、心配した家族に連れられて受診した。お薬手帳によると、自宅近くの診療所で 1 年以上前からアンジオテンシン変換酵素〈ACE〉阻害薬、カルシウム拮抗薬、ビスホスホネート製剤およびNSAID の処方を受けており、1 週間前からベンゾジアゼピン系睡眠薬が追加されていた。
76 歳の女性。嗄声を主訴に来院した。3 か月前から声がかすれることに気付いた。様子をみていたが症状が改善しないため受診した。高血圧症、脂質異常症で自宅近くの診療所に通院中である。喫煙は 10 本/日を 40 年間。2 年前から禁煙している。
52 歳の男性。咽頭痛と呼吸困難を主訴に救急外来を受診した。4 時間前から強い嚥下痛のため食事が摂れなくなった。2 時間前から声を出しにくくなり、呼吸困難を自覚するようになった。意識は清明。体温 38.5 ℃。脈拍 96/分、整。血圧 150/90 mmHg。呼吸数 28/分。SpO₂ 90 %(マスク 5 L/分 酸素投与下)。顔貌は苦悶様で、診察中に吸気性喘鳴が増悪した。まず行うのはどれか。
28 歳の初妊婦( 1 妊 0 産)。妊娠 35 週 3 日、胎動減少を主訴に受診した。妊娠初期から妊婦健康診査を受けていた。妊娠 34 週 1 日の妊婦健康診査において、推定胎児体重が 1,700 g(-1.9 SD)の胎児発育不全を指摘されている。今朝から胎動の減少を自覚し心配になり受診した。性器出血や下腹部痛の自覚はない。
11 歳の男児。右下腹部痛を主訴に母親に連れられて来院した。朝からみぞおち付近の不快感を自覚していたが、学校に登校した。給食後に嘔吐し、腹痛が次第に増強したため受診した。体温 38.5 ℃。脈拍 108/分、整。血圧 118/62 mmHg。呼吸数 22/分。SpO₂ 99 %(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は右下腹部に限局した圧痛を認め、筋性防御を認める。
1 か月の女児。1 か月健診で心雑音を指摘され、母親に連れられて来院した。普段は元気にしており、哺乳も良好だという。自宅で母乳を飲んでから約 2 時間 30分が経過している。身長と体重の計測をしている際に目覚め、診察を待っている間に泣き出した。診察室で胸部の聴診を試みたが、母親に抱かれていても泣き続けており、聴診は困難である。心雑音を評価するために最も適切な対応はどれか。
32 歳の 1 回経産婦( 2 妊 1 産)。妊娠 39 週 6 日、規則的な子宮収縮を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常を認めない。午前 1 時、10 分ごとの規則的な子宮収縮を自覚し、次第に増強したため午前 4 時に入院した。内診で子宮口は 4 cm 開大、展退度は 60 %、硬度は中、児頭下降度は SP- 2 cm であった。午前 8 時に破水を認めた。
75 歳の男性。血痰を主訴に来院した。血痰は 3 か月前から出現し、最近、量、回数ともに増加している。生来健康で、昨年の検診では異常を指摘されなかった。
14 歳の男子。学校検尿で蛋白尿を指摘され来院した。第 1 次検査と第 2 次検査の結果を別に示す。受診結果が判明するまでは、部活動顧問教諭からバスケット部の活動を中止するよう指示されている。自覚症状はない。
46 歳の男性。右母趾基部の疼痛を主訴に来院した。昨年も同様の症状があり、その時は翌日軽快した。先月から高血圧症と脂質異常症に対して投薬治療を受けている。2 日前に友人とゴルフに行き、飲酒した後に疼痛が出現した。今回は症状が改善しないため受診した。
56 歳の女性。強い頭痛後に、意識障害を生じたため救急車で搬入された。現病歴:自宅で家事をしていたところ、突然強い頭痛を訴えた。その後まもなく反応が無くなったため、長女が救急車を要請した。 2 日前に頭痛で自宅近くの診療所を受診した際の検査結果を長女が持参している。
75 歳の男性。労作時の呼吸困難を主訴に来院した。現病歴:数年前から労作時の息切れがあったが、約 1 年前から階段や坂道は途中で休まないと昇れなくなった。 1 週間前から呼吸困難と膿性痰が出現し、改善しないため受診した。
56 歳の男性。右季肋部痛を主訴に来院した。現病歴:以前から右背部痛を自覚していたが、 1 か月前から痛みの頻度が増加し、就寝初期の右季肋部痛も伴うようになったため自宅近くの医院を受診した。腹部超音波検査で胆囊結石を認め、手術目的に紹介受診した。
76 歳の女性。歩行障害を主訴に来院した。現病歴:6 年前から左上肢の動かしにくさが出現し、 4 年前から歩くのが遅くなった。 4 年前から自宅近くの診療所でレボドパ〈L-dopa〉を処方され症状は改善した。 1 年前から内服薬の効果が持続しなくなり、歩行困難が進行した。半年前から、歩行中に足が止まってしまうことがあり、 2 回転倒したため専門外来を受診した。
27 歳の女性。胸痛と呼吸困難を主訴に来院した。現病歴:昨日から右前胸部痛を自覚した。息を吸うと痛みが悪化するため、深呼吸ができなかった。本日は胸痛の悪化に加え、労作時の呼吸困難も出現したため救急外来を受診した。
21 歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。家族によると約 2 週間前から口渇、頻尿を訴えていたという。意識レベルは JCSⅡ-10。身長 170 cm、体重56 kg。 体温 37.1 ℃。 心拍数 92/分、 整。 血圧 96/64 mmHg。 呼吸数 24/分。SpO2 98 %(room air)。
30 歳の健常男性で、身長 175 cm、体重 70 kg。BMI 22.8、腹囲 81 cm、体脂肪率 18 % である場合の推定細胞外液量を求めよ。