a. 結核性髄膜炎
b. 重症筋無力症
c. 正常圧水頭症
d. 多発性硬化症
e. Bell 麻痺
診断は「a. 結核性髄膜炎」である。
この患者は発熱、頭痛、意識混濁、異常行動を訴えており、神経診察では項部硬直、右眼の外転障害、右顔面の運動麻痺が認められている。脳脊髄液所見では高圧、細胞数の増加(単核球優位)、低糖、高蛋白、アデノシンデアミナーゼ(ADA)の上昇が見られる。これらの所見は結核性髄膜炎の特徴である。
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